ITエンジニア向けにコンピュータの基礎知識についてまとめています。

本記事の内容は以下の通り。

・ITエンジニアがコンピュータの基礎知識を理解しておくメリット
・コンピュータの基礎知識を学ぶ方法
・コンピュータの簡単な構造説明

ITエンジニアを目指しているのであればプログラミングの勉強だけではなくコンピュータの基礎知識も勉強しておきましょう。
より高度なプログラミングをするためにはコンピュータの知識は必須です。

ITエンジニアがコンピュータの基礎知識を理解しておくメリット

メリット
ITエンジニアがコンピュータの基礎知識を理解しておくメリットは以下の通りです。

・トラブルが起きた場合に対処できる
・より高度なプログラミングができるようになる
・仕事の効率化にも繋がる

トラブルが起きた場合に対処できる

コンピュータと関係の深い仕事である以上コンピュータのトラブルはつきものです。
トラブルがおきた時に自分で対処できないようだとITエンジニアをやっていくのはなかなか厳しいと思います。もちろん全てのトラブルに対処できる必要はありませんが、自分のPCでおきたトラブルくらいは自分で対処できるようにしておくのがベターです。

そしてITエンジニア=コンピュータ全般に詳しいイメージがあります。

営業さんに

「PCの調子が悪いんだけどちょっと見て欲しい」

などと頼まれた時にトラブルの対処できないと信頼が下がります。
裏を返せばトラブルの対処ができると信頼が上がるということなのでコンピュータについて理解しておき、対処できるトラブルを増やしておきましょう。

より高度なプログラミングができるようになる

コンピュータの構造を理解しておくことでより高度なプログラミングができるようになります。
主に性能面ですね。

適当にプログラムを書くだけであれば誰でもできます。しかし例えば性能を意識してプログラムを書くとなるとできる人はかなり限られてきます。
コンピュータは性能が命と言っても過言ではありません。性能を意識したプログラムが組めるだけでもかなり重宝されます。

性能を意識したプログラムを書くためにはコンピュータの構造理解が必須です。最初はざっくりとでいいので構造を理解しておきましょう。

仕事の効率化にも繋がる

コンピュータの構造について理解しておけばPCの処理速度をより上げる方法についても理解できます。
パソコンの速度を上げれば作業効率化に繋がります。

コンピュータの基礎知識を学ぶ方法

勉強
コンピュータの基礎知識を学ぶ方法として以下の2つの方法を紹介します。

・自作PCを作る
・情報処理試験の勉強をする

自作PCを作る

自分でPCを作ることが割と手取り早い理解の方法ですが、10万くらいはかかってしまうのが難点です。

コンピュータを組み立ててOSをインストールするまでの過程を知ることで、

・コンピュータにどういった部品があるか
・どう接続すると動くのか

といったことが理解できます。
値段はかかりますが、組み立てはそこまで難しくはないです。
土日使えば終わるかなと思います。

ちなみに私も自作PCを作ったことがありますが、部品1個ぶっこわして3万ほど余分にかかりました(笑)

ラズパイなど手軽なコンピュータもあるのでそこから挑戦してみるのもありですね。

情報処理試験の勉強をする

情報処理試験にはコンピュータやエンジニアの基礎知識が詰め込まれています。

コンピュータだけでなくプロジェクト管理の手法や法律まで幅広い知識が学べるのでエンジニアを目指しているなら必ず勉強した方がいいですね。

ちなみに資格自体は取る必要はありません。就職の時にあれば多少有利になるかもしれませんが誤差です。
会社によっては強制的に受験させられるのでその時取れば良いと思います。後は腕試しとして受験するのはありですね。

コンピュータの簡単な構造説明

構造
コンピュータの構造の分類方法はいくつかありますが、初心者の方は以下の2つの分類を覚えておきましょう。

・ハードウェアとソフトウェア
・入力装置・演算装置・出力装置

ハードウェアとソフトウェア

コンピュータはハードウェアとソフトウェアの2つに分けることができます。

ハードウェアはPCやスマホなどの端末からハードディスクやマウス・ディスプレイ・イヤホンなどの部品・付属品全般を指します。
基本的には物理的に触れるものと考えておけばOKです。

ハードウェアの例
・ハードディスク
・メモリ
・ディスプレイ
・マウス

コンピュータにキャッシュメモリはなぜ必要なのか?

ソフトウェアはWindows・MacなどのOS(オペレーションシステム)や各種アプリケーションなど、コンピュータを動作させるためのプログラム全般を指します。
ハードウェアにインストールすることで初めて動作します。

ソフトウェアの例
・OS(オペレーティングシステム)
・アプリケーション

ちなみにプログラミングはソフトウェアを作るための技術です。

OSはハードウェアとの仲介的な役割を果たしており、難解なコンピュータの言語を人間にわかりやすい形に翻訳してくれます。
また、各種アプリケーションの管理もOSの担当です。

入力装置・演算装置・出力装置

コンピュータは「入力装置」、「演算装置」、「出力装置」の3つに分けることができます。

入力装置:計算に必要な情報をコンピュータ外部から入力するための装置
演算装置:入力した内容から計算を行い、出力装置に結果を渡す装置
出力装置:演算した結果をユーザーに伝えるための装置

いずれもソフトウェアとしての面とハードウェアとしての面を持つので、

「入力装置はハードウェア」
「演算装置はソフトウェア」

のような分類はありません。

終わりに

ITエンジニアとしてやっていく場合にはやはりコンピュータの基礎知識を身につけておいた方が良いでしょう。
プログラミングの理解も深まりますし、トラブルなどの対処も早くなります。

コンピュータの基礎知識の理解には、自作PCの作成や情報処理試験の勉強がオススメです。
自作PCは10万ほどお金がかかるので、まずは情報処理試験の勉強から始めてみましょう。

コンピュータの基礎理解に役立つ書籍

オススメの書籍は「コンピュータはなぜ動くのか 知っておきたいハードウエア&ソフトウエアの基礎知識」というロングセラーの書籍です。
そこそこ古い本ですが、コンピュータの基礎の基礎を学ぶことができるので現在も広く読まれています。

初心者が読むには難しい話もかなり多いですが、エンジニアになった後も何度か読み返すことで少しずつですが理解できるようになると思います。