今回は、基本情報処理技術者(FE)の午後問題を解くための基本的な勉強方法について説明します。

具体的には以下の2点です。

・基本情報処理技術者(FE)の午後問題のための勉強方法
・基本情報処理技術者(FE)の午後問題の試験時のポイント

ソフトウェア設計・ストラテジ・マネジメントなどの問題は知識を増やすだけではあまり点数が伸びません。
逆に知識がなくても問題文をしっかり読めば解くことができます。

基本情報処理技術者(FE)の午後問題の勉強方法

午後問題の勉強手順は以下の通りです。

・午前問題を解いて基礎知識を身につける
・読解力や論理的思考を鍛える
・過去問題を繰り返し解く

午前問題を解いて基礎知識を身につける

午後問題は午前問題の応用問題が中心です。
まずは過去問題集の午前問題を解いて基礎知識を身につけましょう。

最初の目標は午前問題を合格レベル(60%以上)まで持っていくことです。各分野も3割くらいは解けるようにしておくとベストです。

読解力や論理的思考を鍛える

午後問題の回答には読解力や論理的思考が大事です。
普段から文章を読んだり書いたりして読解力や論理的思考の力を鍛えておきましょう。

「読解力」を鍛える勉強方法

「文章から必要な情報を読み取るスキル」を鍛える勉強方法は以下の2点です。
・新聞や書籍を読む
・アウトプットする癖をつける

◆新聞や書籍を読む
過去問題を読むだけだと勉強としては少し物足りないので新聞や書籍を読むのがおすすめです。
新聞や書籍を読む場合もただ読むだけではなく、

「この記事は何が言いたいのか?」
「この記事の要点は何か?」

など記事中の概要・要点・結論など重要な要素を考えるようにしましょう。

◆アウトプットする癖をつける
考えるだけでなく文章としてアウトプットする癖をつけることが大事です。
新聞や書籍を読んだら要約・感想・意見などをノートに書き出してみましょう。

文章だけでなくテレビや漫画・ゲームなどをやった時に感想・意見を書くのもおすすめです。

最初は文章となっていないメモでもOK。
まずは自分の頭の中の考えを書き出すことから始めましょう。

「論理的思考」を鍛える勉強方法

「手順を論理的に組み立てる能力」を鍛えるには色々な方法がありますが、まずは「自分の家から最寄り駅への行き方を手順化する」という方法がおすすめです。
最寄り駅が遠いという方はコンビニでもスーパーでも友達の家でもなんでもOK。

道を全く知らない人に説明するつもりで手順化していきます。

例)
・まず家を出て右に曲がる
・二つ目の信号で左に曲がる
・デパートが見えてくるのでその先の道を右に曲がる
・真っ直ぐ進めば駅に到着

あとはその説明の通りに歩いてみましょう。

実際に歩いてみると、
「ここで道間違えそうだな」
「説明足りなかった」

ということに気づくと思います。
間違った点については書き加えて手順の完成度を高めましょう。

「自分の家から最寄り駅への行き方を手順化する」ができたら次は別の場所へ行く手順を考えてみましょう。
「コンビニに行く方法」でもいいですし、もう少し距離を伸ばして「会社へ行く方法」でも良いです。

また、得意分野や好きな分野の手順化をするのもありですね。

例)
・料理の作り方を手順化
・プラモデルを作る方法を手順化
・有効な筋トレ方法を手順化

手順化できたら手順通りやってうまくいくか確かめてみましょう。

過去問題を繰り返し解く

午後の過去問を繰り返し解くのが最も有効な方法です。
もちろんただ解くだけでは得点を伸ばせません。

以下の点を意識して問題を解きましょう。
・問題の要点は何か
・どのような手順で解けば早く回答できるか

解説も読みつつしっかりと解き方を学びましょう。

また、全く同じ問題が出題されることはないですが、出題パターンはある程度決まっているので、過去問を解いておくことでどんなパターンの問題があるかが事前に把握できます。

アルゴリズムやプログラミングは過去問だけだと少し厳しいので、実際にしたりトレースしたりしましょう。
関連記事>>アルゴリズムの勉強方法〜基本情報処理技術者試験対策〜

基本情報処理技術者(FE)の午後問題の試験時のポイント

ポイント
基本情報処理技術者(FE)の午後問題のポイントについて説明します。

問題の回答手順は以下の通り。

1.設問を読んでポイントをメモする
2.メモのポイントをみながら問題文を読む
3.設問を解く
4.見直し

午後問題は回答に時間がかかるため、いかに早く解くことを意識するかが大事です。

1.設問を読んでポイントをメモする
まずは設問を読んでポイントやキーワードをメモしていきます。回答欄の内容もチェックしておきましょう。

2.メモのポイントをみながら問題文を読む
メモした内容を元に問題文を読みます。
問題文を読む際はスラッシュで文章を区切ったり、キーワードや要点にアンダーラインや丸をつけておきましょう。

3.設問を解く
問題文で読んで要点をチェックしたら設問を解いていきます。

1問に時間がかけないことが大事です。なかなか答えが出ない場合やわからない問題は飛ばして次の問題に移りましょう。

4.見直し
午後問題はあまり回答時間に余裕はありません。1つの問ごとに見直しをすると時間がかかってしまいます。
見直しは全ての問が解き終わった後にまとめてやりましょう。

基本情報処理技術者午後問題の選択問題対策

「ハードウェアとソフトウェア」、「ネットワークと情報セキュリティ」、「ストラテジとマネジメント」、「ソフトウェア設計」、「データベース」から7問出題されます。
各分野1から2問の出題です。

7問中5問を選択しますが、1、2問高難度の問題が出るので実質的な選択肢はあまりないですね。

ハードウェアとソフトウェア

難易度は中程度の問題が多いですが、他の分野と比較すると出題範囲が広く対策がしにくいです。
全てのパターンに対策するのはあまり現実的ではないので自分の得意な問題が出ればラッキーくらいに思っておいた方が良いです。

午前の応用問題が多いので午前問題を解いて基礎知識を増やしておきましょう。

ハードウェアとソフトウェアの勉強と対策〜基本情報処理技術者試験(FE)〜

ネットワークと情報セキュリティ

ネットワークの問題は難易度高め、情報セキュリティの問題は難易度中程度です。
知識がないと解けない問題が多いので午前問題を解いて基礎知識を増やしておきましょう。

ネットワークの勉強と対策〜基本情報処理技術者試験(FE)〜

データベース

難易度は低めで知識があれば解ける問題が多いです。考える問題も少ないので短時間で解けると思います。
ただし、知識があるのが前提なので勉強していないと得点は難しいです。

データベースの勉強と対策〜基本情報処理技術者試験(FE)〜

ソフトウェア設計

難易度は中程度。ソフトウェアの知識というよりは読解力が必要な問題が多いです。
必要な情報は全て問題文中にあるのでしっかりと読み込んでおきましょう。

ソフトウェア設計の勉強と対策〜基本情報処理技術者試験(FE)〜

ストラテジとマネジメント

難易度は中程度。基本的に知識がなくても問題文や表・図を読めば解ける問題が大半です。
必要な情報は問題文中に書かれているので問題をじっくり読めば得点できます。

ストラテジとマネジメントの勉強と対策〜基本情報処理技術者試験(FE)〜

出題内容によっても難易度は結構変わるので参考程度に。

終わりに

基本情報処理技術者(FE)の午後問題の回答に必要なスキルは以下の2点です。

・文章から必要な情報を読み取るスキル
・手順を論理的に組み立てるスキル

ソフトウェア設計・ストラテジ・マネジメントなどの問題は知識を増やすだけではあまり点数が伸びません。
逆に問題文をしっかり読めば解ける問題が大半です。

過去問題の勉強をしつつ今回紹介した方法で得点アップを目指しましょう。

基本情報処理技術者まとめ>>基本情報処理技術者(FE)の対策まとめ