今回は、FE(基本情報技術者試験)のデータベース午後問題の勉強のポイントを紹介します。

データベースの問題は非常に出題頻度が高い上に毎回ほぼほぼパターンが決まっています
よってデータベースについて理解しておけば合格率をグッと上げることが可能です。

他の問題がじっくり問題文を読めばある程度は解けるのに対してデータベースの問題は基礎知識がないと解けません。

逆に言えば知識さえあれば割と簡単に解ける問題が多いです
午前問題の過去問の解説や参考書を読みつつ知識を増やしておきましょう。

本記事の内容は以下の通り。

・データベース(FE午後問題)勉強のポイント
・データベース(FE午後問題)受験時のポイント

2020年の試験から配点が変わり、「プログラミング」・「アルゴリズム」・「情報セキュリティ」のウェイトが大きくなりました。
合格を目指す場合はデータベースの勉強よりも先に上記3つの勉強を進めましょう。

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データベース(FE午後問題)勉強のポイント

勉強
以下の3点について説明します。

・データベースの出題内容
・午前問題を解いて基本を理解する
・午後問題を解いて問題に慣れる

データベースは比較的似た傾向の問題が出題されやすいため、過去問ベースで勉強するのがおすすめです。

理解度としては午前問題で出題される範囲を理解できているレベルであればOK

理解が進んできたら午後問題も解いて問題に慣れておきましょう。

データベースの出題内容

データベースの問題は出題パターンがほぼほぼ決まっているので、過去問を暗記してしまえば解ける問題が大半です

難易度も午前問題より少し応用が多いというレベルなので、午前問題の知識があるだけでも得点しやすいです。

逆に言うと知識がないと解けない問題が少なくありません。

特にSQLやデータベースのルールや構造について理解していないと解くことが難しいため、SQLやデータベースのルール・構造についてはしっかりと理解しておきましょう。

また、長文が用意されているケースは稀なので他の問題より比較的短時間で解くことが可能です。

出題頻度は高いですし、他の問題を解く時間の確保もできるのでデータベースは勉強して解けるようにしておいた方が良いでしょう。

午前問題を解いて基本を理解する

データベースは基礎知識が重要となります

なので基礎知識がない状態でいきなり午後問題から解くのは難しいです。

まずは午前問題から解いて基礎知識を身につけましょう

データベースに関連する問題としては以下のようなものがあります。

・SQL文
・データベースの正規化
・E-R図
・主キーや外部キーの概念
・参照制約などデータベースのルール

上記の分野について「午前問題を解く」→「解説を読む」という形で勉強を実践していくのがおすすめです。

解説を読んだだけではいまいち理解できないところもあると思います。

解説だけでは理解できない点についてはノートなどにメモしておき、後で他の参考書やネットを活用して調べましょう。

また、間違いの選択肢についても、「なぜこの回答が間違いなのか」ということを理解しておくことが大事です。

なんとなく繰り返し解くだけでは勉強にならないので、しっかりとノートを取りながら理解するようにしましょう。

参考書に関しては出題順に並んでいる過去問だと特定の分野を集中的に勉強したい場合に不便です。

分野別に並んでいる参考書を買うことをおすすめします。。

「情報処理教科書 出るとこだけ!基本情報技術者 テキスト&問題集」は分野別に並んでいる過去問なので勉強しやすいと思います。

午後問題を解いて問題に慣れる

午前問題の理解が進んできたら午後問題も何問か解いてみましょう。

午後問題を解くことで実際にどのような問題が出題されるか知ることが可能ですし、解くのにどれくらいの時間がかかるか感覚を掴むことができます。

問題を解く際には以下の点についてメモしておきましょう。

・理解が足りなかった問題
・全問解くのにどれくらい時間がかかったか

理解が足りなかった問題や間違えた問題については、解説を読んで復習しておくことが大切です

時間は1問あたり15分くらいで解けないと厳しいので、あまりにも時間がかかるようなら改善する方法を考えましょう。

データベース(FE午後問題)受験時のポイント

受験
データベースの問題は1問1答形式で出題されるケースが多いです。

なので、設問は頭から順に解いていけばOK

ただし、長文が用意されている場合は先に設問を読んで必要な情報をメモしてから長文を読むようにしましょう。

1問に時間をかけないことが大事です

パッと見てわからない設問は飛ばして次に進みましょう。

飛ばした問題については他の問題が全て解き終わったあとで改めて考えればOKです。

終わりに

データベースは出題頻度高めでパターンもほぼほぼ決まっています。そして知識さえあれば解ける問題が大半で問題を解くのにもあまり時間を使いません。

基礎知識を勉強して短時間で解けるようにしておけば、受験の時に他の問題に時間が割けるのでかなり楽になります。

SQLが苦手という訳でなければデータベースが最優先の選択候補ですね。

データベースの勉強は午前問題で基礎を学びつつ、問題集で午後問題を何問か解くのがおすすめです。
また、余裕があればSQLを実際に実行してみましょう。

2020年の試験から配点が変わり、「プログラミング」・「アルゴリズム」・「情報セキュリティ」のウェイトが大きくなりました。

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