2020年4月の情報処理試験から基本情報処理技術者(FE)にPythonが追加されます。
Pythonは初心者でも取り組みやすい言語なのでこれから受ける人はPythonか表計算の2択で考えて良いですね。

2020年4月よりプログラミングとアルゴリズムの配点が各25点となるようなのでプログラミングの重要性がかなり増します。
今までは他の分野が満点なら合格は可能でしたが、今後はプログラミングとアルゴリズムで得点できないと合格不可能。

また、情報セキュリティが必須化され、配点も20点となりました。
必須問題だけで7割となります。

プログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティの3つをしっかりと勉強しておきましょう。

2020年4月のFE変更点まとめ・問題が数学よりに

変更点
2020年の変更点は以下の通り。

・午前問題の数学系問題出題比率見直し
・7問回答から5問回答に変更
・プログラミング・アルゴリズムの配点変更
・プログラミング選択にPythonが追加
・情報セキュリティが必須問題に変更

最も大きいのは「プログラミング・アルゴリズムの配点変更」ですね。
数学よりになったので文系エンジニアにはつらいですが、対策はしやすくなったので「難易度が下がった」というのが私の印象です。

変更点の詳細は「IPAの公式サイト プレス発表 基本情報技術者試験における出題を見直し」をお読みください。

午前問題の数学系問題出題比率見直し

数学系の出題比率が多くなるようです。
これまでは常識で解けるような問題も多かったですが、計算や確率の問題がより多く出題されるようになると予想されます。

数学が苦手な人はこれまでよりも得点しにくくなりますが、分野が絞られるということは「対策を打ちやすくなる」ということでもあります。
難易度そのものが上がることはないと思うので数学系の問題を中心に勉強すれば大丈夫そうですね。

7問回答から5問回答に変更

回答数が7問から5問に減りました。それに伴って選択問題も5問選択から2問選択+情報セキュリティ必須化に変更となりました。
出題数が減ったことでそれぞれの問にかける時間が増えた反面、各問の比重が大きくなっています。

特に必須問題だけで7割の配点が割り当てられているので必須問題は確実に解けるようにしておきましょう。

プログラミング・アルゴリズムの配点変更

なんとプログラミングとアルゴリズムの配点が各25点となりました。
随分思い切った変更をしましたね。

プログラミングとアルゴリズムで50点なので仮に他の問題が満点でも10点足りません。
まあ、満点取れることはまずないと思うので少なくとプログラミング+アルゴリズムで30点以上は欲しいですね。

これまでプログラミングやアルゴリズムで得点できていたのになかなか合格に届かなかった人には朗報と言えます。
逆にプログラミングやアルゴリズムで得点できていない人はこれまで以上に勉強を頑張らないといけません。

アルゴリズムとプログラミングの勉強方法はこちらにまとめています。
アルゴリズムの勉強方法〜基本情報処理技術者試験対策〜
プログラミング選択問題(FE午後問題)勉強のポイント

プログラミング選択にPythonが追加

プログラミングの選択問題にPythonが追加となります。
PythonはVBAと並んで取り組みやすい言語なので、言語が決まっていない人はこの2択から選ぶのが良いと思います。

ただし、Pythonは2020年4月が初めてなので参考となる過去の出題がないのが難点。
問題集などに予想問題は出ると思いますが、不安な場合は見送った方がいいかもしれません。

Pythonを見送る場合はVBA+EXCELで実践できる表計算がおすすめです。

関連記事>>Pythonが基本情報処理技術者(FE)に追加!対策方法まとめ

情報セキュリティが必須問題に変更

昨今の不正アクセス化の巧妙化していることを考慮してか、情報セキュリティが必須問題となり配点も20点となります。
必須問題だけで70点も配点が割り当てられるわけですね。

つまり情報セキュリティ・プログラミング・アルゴリズムの3つを集中的に勉強しておけばかなり合格に近くなります。

2020年4月の基本情報処理技術者(FE)対策

本の山
以下の3点について説明します。

・午前問題の対策
・午後問題の対策
・Pythonはどのような問題が出題されるか?

必須問題のプログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティだけで7割となったのでかなり対策が打ちやすくなりましたね。
この3つを集中的に勉強しておけばかなり合格に近くなります。

逆にこの3つで得点できないとどうやっても合格できません。

午前問題の対策

試験は2020年4月が初なので確実なことは言えませんが、基本的にこれまでと同傾向の問題が中心で数学系の問題の比率が多くなるだけだと思います。
これまで通り過去問ベースで勉強すればOKですが、数学系の問題の出題が多くなるので計算問題は一通り解けるようにしておきたいですね。

午後問題の対策

必須問題のプログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティだけで7割なので、この3つで高得点が取れればほぼ確実に合格できます。
必須問題が増えた上に配点も高いので以前の試験より対策が打ちやすいですね。

まずはプログラミング・アルゴリズムを集中的に勉強して確実に点が取れるようにしましょう。
少なくともこの2つで点が取れないと今まで以上に合格が難しくなります。

プログラミング・アルゴリズムで点が取れるようになったら情報セキュリティの勉強をし、こちらも高得点を取れるようにしておきましょう。
マネジメント・ストラテジ・ソフトウェア設計などは知識が少なくても解けるのでプログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティを勉強しているだけでも十分合格圏内に入れると思います。

Pythonはどのような問題が出題されるか?

出題は来年が初なので確実なことは言えませんが、他のプログラミングと同様にソースコードの穴埋め問題だと思います。
選択問題は「問題の難易度=プログラミングの難易度」とも言えるので言語の内容が低いPythonの場合、問題の難易度も低くなりそうです。

基本的にPythonでプログラミングがができる人なら問題なく解けると思います。他の言語やアルゴリズムの過去問で練習しつつ、Pythonで実際にプログラムを作ってみましょう。

とは言えやはり出題傾向がわからないと対策がしにくいので次回は見送るのも手ですね。

終わりに

2020年4月の変更点は以下の通り。

・午前問題の数学系問題出題比率見直し
・7問回答から5問回答に変更
・プログラミング・アルゴリズムの配点変更
・プログラミング選択にPythonが追加
・情報セキュリティが必須問題に変更

全体的に数学よりになるので文系エンジニアには少々つらい変更ですが、分野が偏るので対策は打ちやすくなります。
特に午後問題は必須のプログラミング・アルゴリズム・情報セキュリティだけで7割となったのでこの3つを勉強しておくだけでもかなり合格に近くなりますね。

これまでも情報処理試験は何度か改定されていますが、今回はかなり大きな変更でした。
合格しやすくなった人もいれば、合格が遠のいた人もいると思いますが、難易度は下がった印象なので諦めずに勉強を頑張ってください。

基本情報処理技術者試験まとめ>>基本情報処理技術者(FE)の対策まとめ